
あくまで薬物療法の基本は向精神薬ですが、必要に応じて漢方薬が活躍することもあります。
たとえば……
- どの薬を使っても何らかの副作用で継続できない
- 向精神薬使用が妥当なのは頭では解ったけど、開始・増量に抵抗がある
- 副作用止めのために西洋薬が足されるのに抵抗がある
- 冷えなど体質的なもので困っている
- 身体的に異常は指摘されていないが、特定の場所に違和感があったり、不調が続いている
- 慢性的な頭痛に困っている
- 内科受診するほどではないが、ついでに診てもらいたい
などなど。
そんなことありませんか?
比較的気軽に使えて止められるのもメリットかもしれません。
もちろん、効果が限定的なこともありますし、漢方薬にも副作用はあります。
当院では、西洋医学の治療のすき間を埋めることを第一義に漢方薬を使用します。そのため、漢方薬で本格的に治療したい方は漢方一筋の専門医の先生のもとで加療されるのをお勧めします。